「人生の宝物」

宝物

人間の本質

ご夫婦は長く連れ添っていると、良い時期ばかりではないだろう。

時には「御主人の仕事がうまくいかない時期」などもあり、共に手を取って苦労しなければならない時期もやってくる。

そんな時期こそ「人生の伴侶として選んだ人物の本質が垣間見える」と断言できる。

中には「そんな苦労耐え難い!」と言葉にして去ってゆくパートナーも存在することだろう。

仕事が順調な時期は幸せで贅沢な時間を楽しみ、その時間が一生続くと勘違いしがちになる。

一生継続する幸福など世界には存在せず、誰にでも不幸は訪れると著者は考えている。

人生の変化

ところで、探偵という職業をしていると、実に多くの相談者や依頼者と接する機会を得る事ができる。

会社を経営する人物であったり、個人で店舗を営む人物であったり、専業主婦であったり、年金で悠々自適な老後を送る方なども珍しくない。

そんな多種多様な方々のその後を知る機会も持つ因果な商売である。

何年か前には主婦だった依頼人が経営者に転身しているのが人の人生というものである。

その逆も存在し、飛ぶ鳥を落とす経営で利益をあげていた社長が家族とも離れて独り地方で肉体労働していることもある。

ごく普通の平凡なサラリーマンであっても変化は訪れる。

例えば、男女問題で会社での立場を失い、平凡なはずの人生に変化がやってくるのである。

人生の宝物とは

良い時期と悪い時期は必ずやってくる。

人生の転機は良くも悪くも平等に訪れると探偵の眼には見える。

人一人の力ではどうにもならない外的要素による変化に対処は困難である。

どのような立場の人物であっても対処不能な事態は存在し、変化を受け入れなければならない。

そのような場面で周囲の人物達の「人間性」や「本質」は表面化するだろう。

身内や家族・友人・知人・同僚・ご近所さんなど関わる全ての人の本質が表面化し、「あなた自身を本心ではどのように思っていたか?」が理解できる。

だからこそ良い時間も悪い時間も共有してくれる存在は「人生の宝物」と言える。

その時がやってくれば誰にでも実感できる事だろう。

自身が「幸せ者」で「人を見る目があった」のか?無かったのか?

当然ながら人に慕われる要素が無い人物には「孤独」のみ待ち受ける。

好き勝手な人物ほど人望が無く、如何に金銭的に恵まれていようとも精神的な豊かさは手に入るものでは無いのが現実だと思う。

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