「探偵に向いているか」「探偵になりたい?」

ルーペ

探偵に向いているか

探偵になったらほとんどの人はまず調査現場に出て尾行・張り込みの経験を積んでいく。

なので探偵として尾行・張り込みをするにはどのような人が向いているのかの一例を挙げてみたい。

まず、「外見」に目立った特徴がない方が尾行では有利である。

極端に高くもなく低くもない身長、つまり中肉中背の体型がベストで、一見地味で目立たない人が一番尾行がバレにくいとされている。

髪型やファッションに変なこだわりが会ったり、個性やオシャレ感を出したい人はあまり向いていない。

次にその人の「性格」

おそらく好奇心が旺盛な方が探偵という仕事への興味を持ち続けられる。

調査が終わるまでそれぞれの依頼案件に興味や執着を保てるかどうかという点も重要である。

さらに、対象者を尾行・張り込みするには「度胸」が必要な場面も多くある。

怖じ気づきすぎては対象者から離れすぎて見失ってしまうからだ。

しかし、度胸さえあれば良いというものではなく、逆に「慎重さ」も求められる。

尾行することに何の怖さを感じなくても、尾行がバレてしまうようではその度胸は何の役にも立たない。

度胸と慎重さがバランスよく身についている人は尾行・張り込みに向いている。

次に「知識」「能力」

探偵の尾行・張り込みでは報告書に載せるための撮影が必要となる。なのでカメラでの撮影に興味や知識がある人は向いている。

カメラそのものに詳しいとさらに良いが、対象者や周りの人にバレずに上手く撮影できる方法を身に着けるほうが重要になる。

また、探偵になる前から運転に慣れていたり道路に詳しい方が車やバイクなど複数の尾行方法で上達しやすい。

免許のない人や地理が苦手で覚えられない人は尾行現場での立ち回りで不利になるだろう。

さらに、体力や身体能力が高い、忍耐力がある、臨機応変な対応ができる、社会経験が豊富であったりすると有利である。

探偵になりたい?

私は長年「探偵」として生きてきた。

何故、探偵になったか?は「たった一回の人生だから後悔なく子供の頃から好きな探偵の仕事を」などと大げさなものではなかった。

当時、20代の私は何かの仕事で早く「一人前になりたい」と考えていた。

地元の周囲の同級生達は若くして結婚して自立、家庭を持ち始めており、一方で宙ぶらりんな自分には嫌気がさしていた。

当時の私はなりたい職業が決まっていたわけではなく、収入よりも自分の「やりがい」を求めて仕事を探していた。

色々な職業を経験し、良いところ悪いところを自分なりに見極めていたのを憶えている。

そうこうしている間に仕事がとぎれて家でゴロゴロしていたある朝、新聞をポストから取り出し玄関先で立ち読みしていた時、「調査員募集!●●探偵事務所」という求人広告が目に止まった。

結果から言えば、私は探偵になりたかったのではなく「探偵という職業に出会った」のである。

あの日の朝、普段滅多に見ない新聞を開いて立ち読みしたことが、今となっては不思議でならない。